特集

座りすぎていませんか?

一日を過ごしている中で、自分がどのくらいの時間座っているのか計算したことはありますでしょうか。今回は長い間座ることが身体にどのような影響を及ぼすのかに焦点を当てていきたいと思います。

日本人は世界一座ってる時間が長いって本当?!

シドニー大学が行った「世界20か国における平日の総座位時間」では、日本がサウジアラビアと並ぶ420分=7時間と世界最長なのです。20か国のうち最も短かったのはポルトガルの150分=2.5時間で日本は約3倍も座っている時間が長いのです。

死亡リスクが40%高まる?!

オーストラリアの研究機関によると「一日座っている時間が4時間未満の人と比べて8〜11時間座っている人は死亡リスクが15%、11時間以上座っている人は死亡リスクが40%高まる」という結果が出ています。体全体の筋肉の70%は下半身の筋肉が占めており、大きな太ももの筋肉や「第2の心臓」ともいわれるふくらはぎもここに含まれます。長時間座ることで血流や代謝の機能が停止してしまい、様々な健康被害を引き起こしてしまう要因になってしまうのです。

また、座る時間が長い要因としてデスクワークを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実は余暇の過ごし方でも多く座っている時間が潜んでいるのです。読書やゲーム、映画やテレビ鑑賞と様々ありますが、このような過ごし方でも座っている時間が一日6時間以上の人は、3時間未満の人に比べて死亡リスクが男性で17%、女性で34%も増加してしまいます。

メンタルヘルスにも悪影響?!

座りすぎることは体の健康被害だけではなく、心の健康も脅かしてしまうのです。1日12時間以上座っている人は、6時間未満の人と比べてメンタルヘルスが悪い人が2.7倍で約3倍も高いことが分かっています。また、男女間でも差があり男性は座っている時間が長ければ長いほどメンタルヘルス不良の人が多く、女性は6~9時間が最もメンタルヘルスが良好でした。座りすぎによる疲労が重なっていくと、自分でも気づかぬうちに精神面に悪影響を与えてしまうのです。

 

今すぐ実践!

デスクワーカーにとって中々座る時間を短くすることは難しいですが、30分に1回2~3分、少なくとも1時間に1回5分は立ち上がり動くことが理想です。「立つ」という動作によって全体重が脚にかかり、相当な負荷を与えることが可能になります。

合わせて仕事をする時間も工夫して体を動かす動作を取り入れてみてはいかがでしょうか。

💡おすすめ商品

■オフィスで・・

■在宅ワークにも・・

また、用事があるときはチャットや内線等を使わずに歩いて行くことや立ちながらミーティングや会議をすることも有効です。

Lookit!は運動器具も取り扱っている!

オフィス家具だけではなく、体を動かすための運動器具も多数販売しているんです。

気になる方はこちらから💡

Lookit!は皆様の心と体の健康を守りながら働きやすい環境づくりをサポートしていきます。