オフィス家具

錠前の動きが良くない?!もしかしたらお手入れ方法が間違っているかも…。

ロッカーや金庫など、オフィス家具の中には錠前が付いている物が数多くあります。その錠前ですが長く使っているとどうしても、鍵の抜き差しやシリンダーの回転が硬くなってしまうことがあります。その際に皆様はどのようなお手入れをしていただいておりますでしょうか。間違ったお手入れをしている事で症状が悪化してしまうこともありますので本日は錠前の正しいお手入れを皆様にご案内いたします。

■正しい錠前のお手入れ方法

ズバリ結論から申し上げます。

「錠前専用の潤滑剤」をご利用ください。

錠前専用潤滑剤の特徴

・スプレーが粉末状

・速乾性

これらの特徴は精密で湿気に弱い錠前に合わせたものとなっております。

この時、鍵が濡れていたり鍵穴の中に異物がはいったままですと

故障の原因になりますので注意しましょう。

 

■間違ったお手入れ

汎用の潤滑オイル(CRCスプレー)やシリコーンスプレーを使うと

錠前の不具合を悪化させ場合によっては全く鍵が回らなくなってしまう事もあります。

 

そもそも、錠前がスムーズに動かなくなる原因として

錠前内部で金属が摩耗し極わずかな鉄粉が内部に噛んでしまい

錠前の動きを阻害するようになります。

この状態で油を入れてしまうと滑らかになるどころか

鉄粉が固まってしまい、症状が悪化してしまうのです。

 

■万が一鍵穴に油を入れてしまったら・・・

錠前内部の油分を鍵穴専用潤滑剤で洗浄してあげれば大丈夫です。

鍵穴に潤滑剤を多めに注入し、鍵穴からあふれた分をウエスなどでふき取ります。

そして潤滑剤で洗浄した鍵を抜き差しと鍵の開け閉めを何度か行っていると

潤滑剤が垂れてきますので綺麗に拭きあげます。

 

■まとめ

日常のお手入れも正しく行っていただく事で

オフィス家具を長持ちさせることができます。

 

お手入れについてもお悩みのことがあればお気軽にご相談ください。