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科学×インテリア!勉強が捗る空間づくり

新年度が始まり、新たな目標に向かって勉強や仕事に励む季節になりました。学生の皆さんは新学年に向けて、社会人の方もスキルアップや新しい挑戦のためにデスクに向かう時間が増える時期ではないでしょうか。そこで今回は、勉強や作業の効率を上げるための快適で集中しやすい空間づくりに役立つオフィス家具・インテリアを、科学を交えてご提案します。新しい環境にぴったりなアイテムを取り入れて、やる気の続くワークスペースを整えてみませんか?

【科学×デスク】

視線の整理で作業効率アップ!スリムデスクのメリット

情報処理心理学の研究によると、視界に入る情報が多すぎると脳の負担が増し、作業効率が低下することが分かっています。
スリムなデスクは、余計なものを置きにくい構造のため視線が整理され、作業に没頭しやすくなります。

 

スリムデスク+収納で「使いやすさ」と「集中」を両立

環境行動学によると、収納が適切に整理されていると探し物の時間が減り、作業効率が向上することが分かっています。
スリムなデスクに机上ラックやワゴンを組み合わせることで作業スペースを圧迫せず、必要なものをすぐに取り出せる環境を作れることができます。

 

昇降式デスクで脳を活性化し集中力を維持

神経科学の研究では、立ったり座ったりと姿勢を変えることで脳の血流が促進され、集中力が持続しやすくなるとされています。
昇降式デスクを導入することで、適度に姿勢を変えながら作業が可能になり疲労を軽減できます。
また、スタンフォード大学の研究によると、座り続けるよりも適度に立つことで集中力が向上することも判明しています。

 

使いやすいおすすめデスクを紹介します!

【おすすめデスク】

NUTS(ナッツ)デスク ホワイト・ブラックシリーズ

収納力抜群のおなじみスタンダードタイプか、コンパクトで足元ゆったりなニュータイプからお選びいただけます。
天板カラーは5種類、ワゴン付きは袖箱の段数も選択可能です。

 

 

A-Just 電動昇降デスク ダブルモーター

625~1275mmの広い範囲を昇降可能、ボタンで操作も楽チン。
天板3色、足2色からお好みの組み合わせをお選びいただけます。

 

【科学×チェア】

ランバーサポート付きチェアで姿勢を整え集中力アップ

人間工学では、腰をしっかり支えるランバーサポートがあると正しい姿勢を維持しやすくなり、長時間の作業でも疲れにくいとされています。
適切な姿勢は、血流を促進し、脳の働きを高める効果があります。
ランバーサポートがついていないチェアでも腰をサポートする形状になっているものも存在します。

 

リクライニング機能付きチェアで適度な休憩を確保

認知心理学の研究によると、適度な休憩を挟むことで集中力の持続時間が伸びることが分かっています。
リクライニング機能付きのチェアを選ぶことで、作業の合間に軽く背を伸ばしてリラックスし、効率的に疲労を回復できます。

 

キャスター付きチェアでスムーズな動線を確保

環境行動学によると、無駄な動作が少ない環境はストレスを減らし、作業効率を向上させるとされています。
キャスター付きのチェアを選ぶことでデスク周りの移動がスムーズになり、必要なものに素早くアクセスできるようになります。

 

【おすすめチェア】

オーロラデザインチェア

背もたれの3段階リクライニング機能と滑らかなS字ラインが、身体にしっかりフィットして快適な座り心地を提供します。
ランバーサポートも考慮されたデザインで長時間の使用でも疲れにくく、リラックスした姿勢を保ちます。
華やかな7色のカラーバリエーションからお選びいただけます。

 

Wellbe(ウェルビー) メッシュタイプ・ファブリックタイプ

可動式ランバーサポートとシンクロロッキング機能・座面スライドにより、背中と腰をしっかりサポートし、体にフィットした理想的な姿勢を維持します。
肘・ヘッドレストは着脱・後付け可能で、シーンに合わせてご使用いただけます。
通気性抜群のメッシュ(5色)と、心地の良い肌触りのファブリック(3色)からお選びいただけます。

 

 

ラビットチェア

まるでウサギの耳のように分かれた背もたれが身体にしっかりフィットし、姿勢の動きに追従して腰への負担を軽減します。
背もたれの前後スライド機能により、さらに快適な座り心地を提供し、モールドウレタンのクッションが長時間の使用でも疲れを防ぎます。
足置き用パーツを装着すれば、背の低いお子様も正しい姿勢を維持しやすくなり、成長段階に合わせたサポートが可能です。

 

【科学×机上ラック】

高さ調節可能な机上ラックで視線を適切に調整

人間工学では、モニターや書類の高さが適切でないと視覚系と筋骨格系に負担がかかり、疲労の原因となることが分かっています。
高さ調節可能な机上ラックを使うことで、目線に合った配置ができ、快適な作業環境を維持できます。

 

オープンタイプの机上ラックで整理整頓を促進

科学×デスクで紹介したと同様に情報処理心理学の研究によると、視界が整理されていると脳の負担が減り、集中力が向上することが分かっています。
オープンタイプの机上ラックを活用することで、必要なものがすぐ見つかるようになり、作業効率が向上します。

 

【おすすめ机上ラック】

机上ラック KR2 シリーズ

A4サイズの書類がすっきり収納できる2段の大容量設計でデスク周りをスッキリと整頓。
座ったままで上段の書類を取り出せる仕様で、作業効率もアップ。

板は15段階で高さ調整が可能で、ブックスタンドやモニター台、物置きとしても使用可能。
1000mm、1200mm、1400mmの3サイズ展開と3色のカラーからお選びいただけます。

 

【おまけ:科学×カラー】

青 (ブルー)

心理学によると、青色は冷静さと集中を促進する色です。
色彩心理学では、青が人の心を落ち着かせ、ストレスを軽減し、作業に集中しやすくする効果があるとされています。
特に、青は海や空の色に多く見られるため安定感を与え、動物のように本能的にリラックスを促進し、心拍数や血圧を低下させることが確認されています。

 

緑 (グリーン)

緑色は目に優しく、精神的および身体的にリラックスさせる効果があります。
心理学的研究では、緑色が疲労を軽減し、ストレスを減らすため、集中力を保ちながら長時間勉強するのに理想的だとされています。
動物は緑色が豊かな自然環境を象徴する色であると認識しており、これにより生物は「安定した環境」だと本能的に感じ、人間もその影響を受けると考えられています。

 

黄 (イエロー)

色彩心理学において、精神を活性化させる色とされています。
動物は黄色を警戒色としても認識しますが、人間にとっては「楽しい」や「エネルギー」を象徴する色です。
心理学的に見ると、黄色は「活力」を引き出し、空間にエネルギーをもたらします。

 

オレンジ

オレンジは、エネルギーと暖かさを提供する色であり、社会的なつながりを強化するとされています。
動物の視覚において、オレンジは警戒心を引き起こす色としても認識されますが、人間にとっては暖かく、親しみやすい色です。
心理学的研究によると、オレンジ色は人々に「活力」や「積極性」を与え、共同作業やアイデア出しの場面で有効だとされています。

 

【まとめ】

環境行動学に基づき、静かで整理された空間は集中を促進し、ストレスを軽減します。
さらに、人間工学に基づく家具選びや姿勢が、長時間の学習でも脳の疲れを軽減します。
色によって生じる効果も様々、ということがわかりましたね。

これらをうまく取り入れた勉強環境が、学習効率をアップさせること間違いなし!
本記事で挙げた情報を参考に、あなたの学習環境もぜひ見直してみてくださいね。

 

関連コラム:
学生も社会人も!勉強が捗る空間づくり 2024.01.02
 
参考:
・一般社団法人日本人間工学会 学会制定ガイドライン 2010年版 ノートパソコン利用の人間工学ガイドライン -パソコンを快適に利用するために- 2010.3.31
集中力の維持と長期的な学習効果につながる方法 2017.03.14
・情報過多とストレスとの関係性 2019.10.15 
・基礎科学研究所 仕事や勉強をはかどらせる5つの方法 2023.02.21
・快適ドライブの必需品?ランバーサポート徹底解説 2024.06.20