選び方
金庫の種類と選び方
金庫には大きく分けて2つの種類があります。 火災から守る「耐火金庫」と、盗難などから守る「防盗金庫」です。 この記事では、金庫の種類と選び方についてと、おすすめの金庫をご紹介します!
金庫の種類は?
オフィスや店舗だけでなく、ご家庭でも広く使われる金庫。 金庫は金銭の管理はもちろんのこと、機密情報を扱う書類やデータ機器の保管にも重要な役割を担っています。 テレワークが増えている昨今では、PC保管や重要なデータの保管にと、ご自宅での需要も増えてきています。
金庫には大きく分けて2つの種類があります。 火災から守る「耐火金庫」と、盗難などから守る「防盗金庫」です。 この記事では、金庫の種類と選び方についてと、おすすめの金庫をご紹介していきます!
1. 火災から守る「耐火金庫」
「火災対策」の性能を持った金庫です。 ご家庭からオフィスまで幅広く使われている最も一般的な金庫です。 JIS(日本工業規格)により性能基準が定められており、 建築火災や震災による衝撃・二次災害としての火災まで大火災時の消火活動が困難なケースを想定しています。 豪雨などによる浸水の被害からも守ってくれる耐水性能を併せ持つ金庫ならさらに安心ですね。
適した収納物:一般紙、一般紙を用いた書類、書籍、印刷物など
おすすめの耐火金庫
8Lのコンパクトサイズ | 20Lのスタンダードサイズ |
A4用紙の収納可。ご家庭からホテル等の宿泊施設におすすめの金庫です。 | ダイヤル錠とシリンダー錠の併用で防犯性能を高めた金庫です。 |
商品によってはCD-Rなどのディスクメディアに対応しているものもございます。 必要に応じてお選びください。
2. 盗難から守る「防盗金庫」
盗難や犯罪の防止を目的とした金庫です。 耐火金庫の性能を併せ持つものが多いです。
耐火性能に加え、ドリルやハンマーなどの工具による破壊行為や、 バーナーによるガス熔断に耐えられるかをテストしてランク分けをしています。 一般的な防盗金庫はサイズが大きく重量もかなりあるため、企業や店舗で使用されることがほとんどです。 ご家庭で防盗を意識される場合は、持ち去りにくい重量のある金庫や、発見されにくい床下金庫を選ぶのも一つの手です。
適した収納物:多額の現金、小切手、約束手形、宝石類、貴金属、その他盗まれたくないもの
おすすめの防盗金庫
投入式耐火金庫 | 耐火金庫 |
24時間営業のお店や忙しい場所にピッタリ | 高性能な100万変換ダイヤル |
ご家庭でおすすめの金庫
タッチテンキー式 | 床下金庫 |
一見金庫に見えないお洒落なデザイン | 床下に埋設する金庫で、人目につきにくく床に固定 |
3. 金庫選びの注意点
・耐火金庫の注意点
耐火金庫と一口に言っても、商品によって性能は様々です。
耐火性能といっても、耐火時間や対象物が異なります。
一般的な耐火性能は一般紙を想定して試験が行われておりますので、CD-Rなどの記録メディアなどを保管したい場合は専用の機能を持つ金庫を選ぶ必要があります。
保管したいものがしっかり守れる性能になっているかをしっかりと確認しましょう。
・防盗金庫の注意点
防盗金庫は優れた防盗性能の反面、価格は安くて十数万円と高額なものが多くなります。
また、重量も何百kgと重く、一般家庭では大きすぎてor重すぎて置くことができないということもあります。
設置個所に補強が必要な場合もありますので、しっかりとした準備が必要です。
設置時は専用の業者に依頼することを検討いても良いかもしれません。
・配送時の注意点
安い、品揃えも豊富なネット通販で金庫を購入される方も多いと思います。その際は配送方法を必ずご確認ください。
・トラックから荷卸しが必要となる車上渡し
・玄関先での荷渡しとなる軒先渡し
・業者が設置まで行ってくれる搬入設置対応
など、お店や商品によって条件は様々です。
特に重量のある金庫は移動・設置が一人ではできないことも多いです。
搬入設置以外は人員が必要となりますのでご注意ください。
まとめ
金庫の購入については、家電などを購入する時と比較し、注意すべき点も多々あることが分かりますね。
色んなメーカーが金庫を製作していますが、用途、デザイン、金額、サイズなどしっかりと商品情報を調べたうえで、あなたに最適な金庫を選んでください!