選び方
更衣ロッカーを選ぶポイント
様々なシーンで利用されるロッカーですが、今回は更衣ロッカーに焦点をあてて、選び方のポイントをお伝えします。主な使用場所はオフィスの更衣ロッカーや、飲食店のバックヤード、スポーツ施設や入浴施設、結婚式場など多岐にわたります。
ポイント別に、おすすめのタイプを紹介していきます
1.ロッカータイプを選ぶ
収納するものに合わせてロッカータイプを選びます。
配置する場所や利用人数によって、ロッカータイプから決めていくのが良いでしょう。
メーカーや商品により多少の違いはありますが、3人用以上のロッカーの外寸は幅900×奥行515×高さ1790mmが一般的なサイズです。1人用、2人用、4人用スリムタイプは幅が小さくなります。奥行・高さは同じです。対応人数が異なる場合も、内寸が変わるだけで基本的には外寸は同じになっています。
1段タイプ
ロッカー 鍵付き 3人用 |
ロッカー 鍵付き 1人用 |
1人用~4人用がこちらのタイプになります。高さいっぱいに収納できるので、丈の長い衣類も収納でき、1人の収納スペースにゆとりがあります。
2段に分かれたタイプ
ロッカー 鍵付き 6人用 |
ロッカー 鍵付き 6人用 |
4人用スリム、6人用、8人用がこちらのタイプになります。最も人気のタイプです。ハンガーパイプ付きで、ハンガーで上着を掛けることもできます。丈の長い衣類の収納には不向きですが、1段タイプと同じスペースで多人数に対応することができます。
3段以上のタイプ
ロッカー 鍵付き 9人用 |
ロッカー 鍵付き 9人用 |
多人数に対応したタイプで多人数用ロッカーとも呼ばれます。ハンガーパイプがなく、ハンガーを使用できません。制服等の収納には不向きです。しわの心配がない衣類、靴、手荷物の収納に適しています。
スリムタイプ
ロッカー 鍵付き 2人用 |
ロッカー 鍵付き 4人用 |
設置場所の関係で、通常サイズが置けない場合にはスリムタイプがおすすめです。収納容量は少なくなりますが限られたスペースに置けるのが魅力です。
2.鍵タイプを選ぶ
設置箇所と利用用途に合わせて鍵タイプを選びましょう。それぞれのメリット・デメリットを合わせてご紹介します。
シリンダー錠
多くの家具に使われている最も一般的な鍵。
- 価格が安い。合鍵の作製が楽。
- 他の鍵に比べると防犯性が低い。
一定の防犯性を持ちながら、価格面で優れた基本の鍵です。最低限のセキュリティがあれば十分な場所に最適です。
鍵なし
鍵がなく、鍵の管理をしないでOK。
- 鍵の紛失、閉じ込みのリスクがない。
- 施錠できないので防犯機能がない。
施錠の必要がない場所では、鍵の管理が不要な鍵なしが便利です。施錠できないので貴重品は収納できません。お客様用のロッカーや不特定多数の人が使う場所で使うならこちら。
内筒交換錠
基本はシリンダー錠と同じで使いやすい。
- 鍵を無くしたら鍵穴を丸ごと交換できる。
- 鍵交換のコストが高い。
シリンダー錠と同じ使用感で使いやすく、鍵が盗難されても鍵穴を交換することで紛失した鍵では解錠できなくすることができます。
ダイヤル錠
キーレスなので鍵の管理が不要。
- マスターキー1本で全ての扉を管理できる。
- 他の鍵と比べると価格が高め。
- 鍵を使わずに暗証番号で施錠するロック方式。
暗証番号を忘れてもマスターキーで解錠できるので、一時荷物預かり等に最適です。
コイン錠
占有使用を防止する。
- 鍵を持ち去るいたずらを防止する。
- 鍵の稼働部が多く、非常に高価。
硬貨を入れるまで鍵が抜けないので、鍵を持ちさるいたずらや1人でロッカーを何カ所も利用する占有使用を防止することができます。学校、物置き、倉庫で使うならこちら。
南京錠
鍵自体を各使用者が管理するので楽。
- 比較的価格が安い。
- 南京錠は別途用意する必要がある。
学校等で、定期的に鍵を変更する必要がある場合やロック方式に変更したくなった場合に安価で鍵を変更することができます。
まとめ
色んなメーカーがロッカーを製作していますが、基本的にサイズや機能に大差はないので、以上のポイント2点に注意しつつ、気に入ったデザイン、色、金額のロッカーをお選びください。